1月28日(土)今日は太陽が顔を出し、気持ちのいいお天気です。
2012年になり新たな気持ちでスタートしていますが、
いつもの事ながら、ブログの更新に時間がかかっています。
お恥ずかしい限りです・・・。
今日はブログ担当の私、仲本の私事を書かせて下さい。
実は、昨年11月に大好きな祖母が満98歳で亡くなりました。
祖母は私たち孫が小さいときにはよくセーターを編んでくれました。
ひ孫の男の子には晒しで肌着を縫ってくれたり、
女の子には、きものを縫ってくれたりと裁縫も上手、料理も上手、
お掃除もしっかりとすべてにおいてパーフェクトな人でした。
そして私がきものを着ると喜んでくれました。
その葬儀で私は初めて、喪服のきものを着ました。
結婚する際、母が買ってくれたきものです。
帯も帯締めも帯揚げも草履にバックまで一式揃えられていました。
きものには仲本の「陳」という家紋も入っています。
初めて喪服のきものに袖を通し、黒い帯を締め、私が感じたことは
私はやっぱりきもの文化が好きだということでした。
喪服のきものなんだけれども、すごく悲しい気持ちが穏やかになり、
きものが好きだった祖母のことや自分の家系、先祖の事、きものを着る意味など
いろいろと考える機会になりました。
きっと洋服では得られなかった大事な空間・時間だったと思います。
着物は洋服と違って、着付けが必要になりますが、その工程も含めて
やっぱりきものっていいものだと改めて感じました。
何より喪服用のきものを一式揃えてくれた母に感謝しています。
昔は嫁入り道具の一つだったと聞きますが、
現代にも残して繋げていきたい文化です。
そんなこともあって、今年はもっともっときものを着たい!!と思っています。
まずは、昨年お仕立てに出してまだ一度も袖を通していない、長嶺亨子さんの
首里織のきものを着ようと思っています。考えただけでワクワクします。。。
今年はしっかりとブログを更新できるよう努めますので、
伊差川工房&びんくらふとギャラリーをどうぞ宜しくお願いいたします。
2012年1月28日土曜日
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